開業で失敗しないために、開業までに準備を整えておきたい事項をまとめてみました。
いずれも、失敗を回避するためには欠かせない項目です。開業準備にお役立て下さい。
1 人的準備
□ 開業後に、実務について相談できる行政書士(アドバイザー)がいる
□ 開業後に、実務を遂行するために必要なパートナー(税理士、司法書士、税理士、社労士など)がいる
2 実務対応準備
□ 専門分野を3つ挙げられる
□ 専門分野にしようとしている業界の研究をしている
□ 専門分野にしようとしている依頼者のことを研究している
□ 面談の場で、専門分野のロードマップ(問題解決までの流れ)を描くことができる
□ 面談の場で、で相談者に見積を提示できる準備が整っている
□ 専門分野を受任した場合に、依頼者と取り交わす「委任契約書」のひな型が用意できている
3 健康管理
□ 健康について特に問題は無い
□ 係り付けの医者がいる
4 マーケティング戦略
□ 「だれに」「何を」売るのかハッキリ言える(コンセプトが構築できている)
□ 専門分野に関する「いつ・どこセミナー」を実施している
□ 20人以上に行政書士に登録したら何を行うのか話をした
□ 開業後に挨拶状を発送できる人が50人以上いる
□ 「行政書士は何する人?」と聞かれたらわかりやすく説明できる
□ 開業後にどのように活動していくのか、30分以上話し続けることができる
5 失敗回避対策
□ 面談の場で、「業際」について説明できる
□ 依頼者とのトラブルを回避する「3つの無い」(『行政書士合格者のための開業準備実践講座』参照)を理解している
□ 面談で、相談者から即答できない質問を受けたときの対応を決めている
□ 日本行政書士会連合会が公表している「処分事例」を見たことがある
□ 家族などの“大切な人”から行政書士になることの理解を得ている
□ 少なくとも1年間の事業運営資金及び生活費の蓄えはある