行政書士合格者のための開業準備実践ゼミ

1. ゼミについて

Q.ライバルになる行政書士の開業予定者になぜ情報を公開するのですか。

A.私は、平成13年12月に「遺言の普及とすみやかな相続手続」をコンセプトに行政書士を開業しました。そこで、実務の他に、セミナー、出版等で情報公開をし続けてきました。

さらにコンセプトを推し進めるにはどうしたらよいか考えた結果、「遺言・相続業務のプロフェッショナルを輩出する」という結論に達しました。私のゼミに参加した方が全国各地で活躍することが、すなわち私のコンセプト実現に直結するのです。だから、ゼミでは私が現に有する情報を可能な限り公開します。

 

Q.他の開業講座と違う点はどこですか。

A.一般的な開業講座は、講師が多数の受講者を相手に一方的に話して最後に質問を受け付けるといったものです。また、内容は、マーケティングと称して「ホームページで集客しましょう」といったものや、自分が受任した実務をそのまま解説する「発表会」程度のものです。

このゼミは、「なぜ」にこだわって、本当に実務で役に立つ実務脳の習得を目指します(たとえば、「なぜ顧客は行政書士にお金を払ってまでして依頼するのか」を考えて顧客価値を考察する等)。

そのため、講師と参加者が双方向でコミュニケーションできる少人数のゼミ形式にしました。疑問・意見はその場で発信してください。私も、その場で回答できるように努めます。

 

Q.すでに開業している者です。ゼミに参加できますか。

A.ゼミの性格上、開業した方はご遠慮いただいております。ご了承ください。なお、「開業準備実践ゼミ」に参加後、開業された方は、開業後でも他のゼミに参加頂けます。

 

Q.遺言・相続業務をするつもりはありません。「開業準備実践ゼミ」だけの参加は可能ですか。

A.もちろん可能です。「開業準備実践ゼミ」は開業後の専門分野に関係なくすべての開業予定者に通底する内容です。ぜひご参加ください。

 

Q.「遺言・相続実務家養成ゼミ」や「遺言・相続プロフェッショナル養成ゼミ」にいきなり参加することは可能ですか。

A.「遺言・相続プロフェッショナル養成ゼミ」ゼミは、私が実務で実際に作成した資料を基に、現場を再現して一気に見ていきます。理解するには一定レベルの実務脳の習得が要求されます。そのため「開業準備実践ゼミ」「遺言・相続実務家養成ゼミ」に参加して、実務脳の習得に励んでいる方のみとさせて頂きます。

「なんとなくわかった」では、実務では通用しません。ゼミ生が「わかった!」「参加してよかった!」と実感してもらうゼミを目指しています。何卒、ご了承ください。

 

Q.開業するか迷っています。ゼミに参加してもよいですか。

A.もちろん歓迎です。むしろ、「開業準備実践ゼミ」に参加して、行政書士の姿を知った後に、「開業する・しない」を決めるのが賢明と思います。

 

Q.土日は仕事でゼミに参加できません。他の曜日は開催しないのですか。

A.平日は通常業務のため、土日開催を原則としています。なお、勤務等でご都合が付かない方は別途ご相談ください。

 

Q.ゼミに参加後に質問は受付けてくれますか。

A.もちろん受付けます。「開業準備」は、ゼミ参加後も続きます。疑問等が生じたらメールをください。ご予約いただければ面談も可能です。

 

2. 開業準備について

Q.何を専門分野にしたらよいのか悩んでいます。専門分野はどうやって決めたらいいですか。

A.「好きなこと」に関連することを選択してください。「好きなこと」でなければ熱中できません。熱中できなければ専門能力はふつう習得できません。専門性がなければ受任できません。好きでもないのに「儲かりそう」「これから需要がありそう」といった浅薄な理由で専門分野選ぶと“しくじり先生”になりかねません。気を付けてください。

 

Q.開業資金はいくら位必要ですか。

A.行政書士の収入がなくとも、開業資金と1年間の事務所運営コストの他に、現在の生活レベルを1年間維持できる資金は必要と思います。でも、結局人ぞれぞれです。

あえてアドバイスするとしたら、「成功の法則」をうたっている方の本やセミナーを信じて勢いで開業しないこと。そもそも、「こうすれば成功する」といったことはこの世に存在しません。また、家庭をお持ちの方はパートナーとよく相談してください。開業してお金のことで喧嘩しないように注意しましょう。

 

Q.開業までの営業はどうやったらいいですか。

A.まずは、友人・知人を対象に「いつ・どこセミナー」を開催してください。営業の他に実務脳の習得に役立ちます。なお、「いつ・どこセミナー」については、拙著『行政書士合格者のための開業準備実践講座』で紹介しています。

 

Q.開業を家族に反対されています。どうしらた説得できますか。

A.家族に「なぜ開業するのか」を論理的に説明しましたか。それができなければ、家族が反対するのは当り前です。

開業の話をしたら家族が「行政書士を開業するといいことが起きそう。もっと聞かせて!」(実際にいいことが起きるかどうかは別として)と思えるようなストーリーでないと、開業してもなかなかうまく行かないと思います。

 

Q.行政書士は「食えない資格」と言われるようですが、実際どうですか。

A.「行政書士は食えない資格」かどうかは、私にはわかりません(関心もありません)。ただし、準備不足で開業すれば、食えないことは間違いありません。それは、行政書士に限ったことではありません。もし、本当に食えない人が大勢いるなら、準備不足で開業した者が、大勢いるのでしょう。

そもそも、「食える」「食えない」は、きわめて個人的な問題です。行政書士という括りで一般化すること自体無理があります。

 

Q.事務所は借りた方がいいですか。

A.行政書士に登録すると、日本行政書士会連合会のホームページの「行政書士会員検索」に氏名の他に「事務所所在地」が掲載されます。つまり、自宅を事務所にすると、自宅住所を世間に公表することになります。

仕事は順調に進むとは限りません。もし、依頼者とトラブルになった場合、自宅に乗り込まれる危険もあるのです。したがって、「借りた方がいいか」と聞かれれば、セキュリティの観点から「借りた方がよい」と答えます。特に、次の方は事務所を借りる(つまり、自宅と事務所の所在地を分ける)ことをお勧めします。
・1人暮らしの女性
・幼い子どもがいる方

 

Q.ホームページはいつごろアップしたらよいですか。

A.次の2つをクリアしてからです。

・お客様に迷惑をかけない程度以上の実務脳を習得できた

・依頼に即対応できる体制を確立した

この2つが出来ていない内にホームページをアップすると、「できないことをできる」と公表したことになります。万が一、間違いが起きて受任してしまうと、依頼者に迷惑をかけます。依頼者に迷惑をかけると、当然ですが“しくじり先生”になります。そうなるとどうなるかは拙著『行政書士合格者のための開業準備実践講座』の懲戒事例をご覧ください(なお、懲戒の他、ふつう迷惑をかけてしまった依頼者に賠償金を払うことになります)。

実務脳の習得と体制の確立にはふつうある程度の時間を要します。一方、ホームページはヤル気になれば数日でできます。焦ってアップする必要はまったくありません。